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じゃがいものコロコロ煮っころがし/Japanese Sytle Potato Teriyaki Taste

じゃがいも煮っころがし

ピクニックレシピの第二弾は、じゃがいもの煮っころがしです。

写真のおいもはいまひとつ可愛らしくないんですが、
140年以上歴史のある、イギリス産のじゃがいも
Albert Bartlettを使いました。

イギリスに来て誰もがまず感じるのは、
ジャガイモだらけってこと、じゃないでしょうか。
日本だとせいぜい、メークインに男爵の2種類くらいじゃないですか。
でもイギリスは80種類以上の品質が栽培されているそうです。

季節によっても違いますが、

チップス/揚げるのに適したのいも
マッシュ/潰すのに適したいも
ロースト/焼くのに適したいも
茹でるのに適したもの
サラダに適したもの   

など、ジャガイモをいかに使い分けるかっていうのがイギリス流です。

大きく二つに分けると、

Floury (フラワリー)vs Waxy (ワックシー) になります。

Floury (ほくほくタイプ)
でんぶんが多い
水分が少ない
ドライでデリケート
料理すると崩れやすい
水分や味を含みやすい

男爵のような食感で、粉ふきいもにおすすめ。
ロースト、ベイク、チップス、マッシュ向き。
King Edward、Maris Piper などが代表的。

Waxy (ねっとりタイプ)
でんぷんが少ない
水分が多い
目がつまっている
料理しても崩れにくい
バターやドレッシングを吸収しにくい

メークインに近い食感。
丸ごとロースト、シチュー、サラダに向き。
Charlotte,Jersey Royals などが代表的。

もうひとつDesiree に代表されるSmooth/スムーズ
なジャガイモは、グラタンや茹でるのに向いています。

言うまでもありませんが、
Chips/チップスは、揚げたフライドポテト
Crisps/クリスプスは、ポテチのような揚げたおかしのジャガイモ
のことを指します。

ベルギーでは揚げてチップスにマヨネーズをかけますが、
イギリスはモルトビネガーです!
ケチャップもありますが、やはりイギリスに来てフライドポテトを食べる時には
ビネガーをふんだんにかけるのが王道です。

前にもトウモロコシでほーおと思ったことがありましたが、
ジャガイモでもへーっと思ったことがあります、
それは、ジャガイモの芽と芽の並び方には規則性があり、
中心の芽から順番に約137度の角度で並ぶそうです。
なぜなら、目から出たジャガイモの葉が、少しずつずれながら伸びるので
効率よく、最大限に光をあびることができるからです。
自然の摂理ですね。

じゃがいもの芽は毒があるとは良く聞くと思います。
確かに芽は毒があり、食中毒の原因ともなりえますが、
芽を深めに皮を向いて取り除くだけで大丈夫です。

ジャガイモがなによりも主婦に嬉しいのは、
日持ちがして腐りにくいということです。
そして、ジャガイモは、ビタミンCが加熱しても壊れにくいので
効率良くビタミンCをとることができる野菜です。
この涼しい風土にもぴったりあったということですから
やはりジャガイモがイギリスでこよなく愛される食材というのは
間違いありませんね。

煮っころがしには、いろんなやり方はあると思うんですが、
いきついたこつは、多めのオイルでまずお芋が柔らかくなるまで
炒めることです。
もっと時短したい人は、炒める前に、
まずじゃがいもをさっと茹でたり、
電子レンジで2分くらいチンしてもいいです。

日本人に限らず、イギリス人を始めいろんな人から
たくさんのおいしいを聞きました。
簡単に日本の味ができるので試してみてください!




じゃがいものコロコロ煮っころがし 作り方
Japanese Style Potato Teriyaki Recipe


材料:
新ジャガイモ(一袋)、オリーブオイル、醤油大2、砂糖大2、
みりん大1、酒大1 水大2

Ingredients:
New potatoes (one bag), olive oil, 2tbs soy sauces, 2tbs sugar,
1tbs mirin, 1tbs sake, 2tbs water

作り方:
①ジャガイモをさっと茹でるか、レンジで2分くらい。

②なべに多めのオイルとジャガイモを入れ、
中火で時々コロコロ回しながら柔らかくする。

③柔らかくなり始めたら、醤油、砂糖、みりん、酒、水を入れ、
水がなくなるくらいまで茹でる。

How to make it:
①Boil the potatoes or cook in the microwave for about two minuets.

②Add a quite few oil and potatoes to the pan and cook
until soft by turning occasionally over medium heat.

③When it begins to become soft, add all ingredients
and water then boil until water run out.


スイートコーンのおやき/Corn Fritters

コーンのおやき

ピクニックのレシピの一番目は、コーンおやきです。

そうそう、トウモロコシって、野菜?それとも穀類?
欧米では、トルティーリャとかコーンブレッドとかあるので
主食の穀類として扱われていますが、
日本では野菜として扱われていますよね。

実際は、トウモロコシはイネ科の穀物です。
世界三大穀物のひとつになります。(米、小麦、とうもろこし)

そして、もうひとつ、トウモロコシの雑学でほーお、と思ったのは、
トウモロコシの全粒は必ず偶数になるということです。
トウモロコシの粒は雄花で、雄花は一つの節に対して二つ咲きます。
よく見ると、一つの節に二つ粒がついているのがわかります。
そのため、絶対に偶数になるということ。
なるほどです。

ネパールでは、とうもろこしの栽培が盛んで
夏の収穫時になると、生のコーンをよく食べます。
ただ、日本の甘くて柔らかくてジューシーなものを想像したらダメです。
だって、全然柔らかくない!からです。
日本とは逆で、甘くなく、歯ごたえがあります。
今考えると、ネパールって結構硬いものが多いんですよね。
だから、ネパール人歯が強い人が多いのか、、、と。

そしてもうひとつ、ネパールでは夏に採ったトウモロコシを、
誰もが軒先にだーっと、まるで飾りのように干します。
干したとうもろこしの実を細かく潰して、グリッドという穀物にして食べます。
トウモロコシが一年中食べられるようにと。
先人の知恵ですよね。

日本では、夏の早朝、トウモロコシ農園に行ったのを思い出します。
採ったばかりのトウモロコシを、その場で生で食べるんです。
柔らかくって美味しい!
鮮度は刻々と落ちてくるので、今度はさっと塩茹でにする。
またこれが美味しいんですよね。
暑〜い夏に、熱々のトウモロコシ。
日本の夏を感じる食のひとつです。

そして、トウモロコシというと、ポップコーンです。
イギリスはもちろん、ネパールでもおやつによく
プライパンや素焼きポットでぽっぷさせて作ります。
うちでもよくおやつに出る一品です。 
あーなんだかポップコーン食べたくなっちゃいましたね。
簡単なのでまた、ポップコーンのレシピ載せます。

今日のレシピも、すべての材料を混ぜて焼くだけなので、すごく簡単です。
それに、冷めても美味しさを保てるので、ピクニックはもってこいです。
もちろん、スナックでもいいですね〜。

コーンとネギは欠かせないと思うんですが、
それ以外は、例えばコルジェとか、刻んで入れるといいです。
Jelapeñoのチリが家にあったので入れたんですが、
これをオリーブとか、普通のチリに変えてもいいですし、
パセリをコリアンダーに変えるとか、
チーズを入れるのもいいですね。

いろいろ試してみてください!



スイートコーンのおやき レシピ
Corn Fritters Recipe


材料:
とうもろこし(生なら2本/冷凍2カップ/缶詰なら1缶)、全粒粉1カップ弱、
ベーキングパウダー大1/2、牛乳(豆乳でも、なんでも)1/2カップ弱、刻んだ小ネギ2本
刻んだハラペーニョ チリ2個、刻んだ赤ピーマン1/4個、卵1個、オリーブオイル大3
パセリ大2、塩、こしょう適量

Ingredients:
corn (2Fresh boiled /2c frozen/1c tin), 1c less wholemeal Flour, 1/2tbs baking Powder.
1 egg, 3tbs Olive oil 1 egg, 3tbs olive oil. 1/2c less milk (Soya, Oats, etc),
2 chopped spring onion, 2 chopped jelapeño chilli, 1/4 red pepper, salt and pepper
2tbs parsley

作り方:
①生のトウモロコシを使う場合は、茹で、茹ったら粒状にこそぐ。ボールに全粒粉と
ベーキングパウダーを入れ、卵、オイルを入れ、牛乳を少しづつ入れながら
スムーズになるまで混ぜる。そこにコーン、ネギ、 赤ピーマン、チリ、パセリ、
塩、こしょうを入れて混ぜる。

②プライパンを熱し、たねをスプーンすくってフライパンにのせ、両面こげ色が着くまで焼く。

How to make it:
①if you use raw corn, boil it and make into grains. Add whole grain and baking power in a ball,
add egg, oil and milk little by little and mix until smooth. Add corn, spring onion, red pepper,
chilli, parsley, salt and pepper and mix well.

②Heat the flying pan, scoop ① in a table spoon on a pan and bake it until dark brown on both sides.






ピクニックの簡単ごはん3種

ピクニック4種類

イギリスはこのところ快晴続きです。
5月、6月ではめずらしく続くお天気だし、
コロナの緩和もあり、
近所の友達とピクニックへ行くことにしました。

外でランチをするために今回ささっと作った、
盛りだくさんレシピです。

一つ コーンのおやき
二つ じゃがいもの煮っころがし
三つ 蒸しピタパン
四つ トルテッローニの串さし

三つめはレシピとは言えないです。
ただピタパンを蒸しただけなのですから。

四つめも買ってきたトルテッローニ、トマト、
モッツアレーラを串に刺しただけなので、
これもレシピとはいえませんね。

ただ、どうしてもこの三つ目の蒸し技は、
お母さんが知っておいたら便利だろうと思い
レシピに載せることにしました。

どれも冷めても美味しいです。
そして、もちろん簡単にできます。

明日、三つのレシピと写真アップしますね。

どうぞ試してみてください。

パンジャーブ風の豆カレー/Brown Chickpea Punjab Style Dal

ブラウンひよこ豆

今日はダルレシピ、豆のカレーです。

実は後で気づいたのですが、今日のレシピに使ったブラウンチックピーは
日本ではあまり見かけないんですよね。

イギリスのインド、中東の食品店では必ず見つかりますが、
(近所のウエイトローズにはありませんでした。。)
日本では、白いタイプのひよこ豆が主流になります。

白いチックピーを使っても、どの豆を使っても構いません。
今日はたまたま、クラシックなブラウンチックピーを使っただけです。

さて、ひよこ豆、
このひよこ豆/Chickpea は、Kabul と Desi に分けられます。
その中のDesi には;
今日使っている茶色のしわしわ Desi chickpea
緑が鮮やかなしわしわ Green desi chickpea
黒豆のお菓子のように見える Black desi chickpea
そして、日本でもイギリスでも良く見かける白色の Kabuli Chickpeaがあります。
いずれもドライなので、いつでも使えるという優秀もの。

ゆでるのに多少時間がかかるので、私は豆料理には
ほとんど圧力鍋を使っています。

そしてパンジャーブ風というのは主に
Fenugreek/フェヌグリークのドライハーブ葉を使用、
そしてトマトを入れる、からです。

フェヌグリークも日本ではあまり見かけないですよね。
ここロンドンでは、チックピーと同じでインドや中近東の店、
またはパンジャーブの人がたくさん住んでいる
ロンドン郊外のSouthallで必ず見つかります。

フェヌグリークはハーブの一種です。
ハーブのままだと生でもドライでもそれほど香りませんが、
粒状のMeti/メティは、一度オイルで炒めると
ほんの数粒なのに、部屋中にスパイスの香りが広がります。
この香りはカレーだ!という人が多いほど
インド料理には欠かせないスパイスです。

ちなみにパンジャーブ地方の人の定番ともいわれる
揚げ物のPakhora/パコラにも
生のフェヌグリークの葉をふんだんに入れます。

そして、産後のママでご存知の方も多いかもしれませんが、
フェヌグリークは古くから母乳の量を増やす効果があるとされています。
(母乳のことは相談されてからがいいでしょう)

なんだか今日はカタカナと英語が多かったですね。すみません。
でもこのフェヌグリークとトマトの使い方を覚えると
どんな野菜でも、あら不思議パンジャーブの味になるんです。

日本で豆料理というと、どうしても煮豆が主流で、
あまり豆を食べるという機会が少ないようですが、
こうしてカレーにすると豆がいくらでも食べられます。
豆はタンパク原ですし、
前にも書いた、「まごわやさしい」の「ま」に当たります。

どうぞ一度豆カレーを試してみてください!



パンジャーブ風の豆カレー
Brown Chickpea Punjab Style Dal


材料(4人分くらい):
ブラウンチックピー2カップ、刻んだトマト3個、刻んだ玉ねぎ1個、 にんにく2片みじん切り
生姜1cmみじん切り、クミンシード大さじ1、ガラムマサラ大さじ1、フェヌグリークドライ適量 
ターメリック適量、水適量、塩、こしょう適量 好みでチリ

Ingredients:
2c brown chickpea, 3 chopped tomato, 1 chopped onion, 2tbs minced garlic,
1cm minced ginger, 1tbs cumin seed, 1tbs garam masala, dry fenugreek,
turmeric powder, water, Salt and pepper

作り方:
①ブラウンチックピーを一晩〜 30分くらいつけ、水を変え、圧力鍋で柔らかくなるまで煮る。

②にんにく、生姜をいため、香りがしてきたら玉ねぎとクミンを入れ、透明になるまで炒める。
トマトも入れ(チリを入れたかったらこの時)、トマトがペースト状になるまで中火で炒める。

③トマトがいい状態になったら、やわらかくなったチックピー、ガラムマサラ、フェネグリーク
ターメリック、ひたひたの水を入れ、塩とこしょうで味付けする。弱火で5〜10分煮る。

How to make it:
①Leave the chickpea in the water overnight to 30 minuets. Change the water and boil them
in a pressure cooker until soft.

②Cook the garlic and ginger, when it comes aroma add an onion and cumin
and fry until it becomes transparent. Add tomatoes (and if you want to add chili) and fly
the tomatoes until it become a paste in medium heat.

③When the tomatoes are in good condition, add coocked chickpeas, garam masala, fenugreek,
turmeric and little water and season it with salt and pepper. Cook over low heat for 5 -10 minuets.

重ね煮 そばと野菜のゴマペースト和え / Soba Noodle with Sesame dressing

重ね煮 そば


今日のレシピは和えそばです。

もう家では欠かせない、すっかり当たり前になっている料理方法、
何十年も家の定番中の定番になっているのが、今回の「重ね煮」です。
自然食やマクロビを学んでいた時なので、かれこれ18年前になりますかねえ。
時が経つのは早いです。

産後のおかあさん、お父さんにはぜひ知ってもらいたい
日本の技がこの重ね煮なんです。

私が「重ね煮」を学んだのは、岡山の吉備高原の山奥で
自然食の宿を経営されていた、船越夫妻のレシピ本でした。
本の中の囲炉裏の宿も、内容も素朴でいいんですが、
その本に写っているインディゴ服の船越夫妻と子供たちが可愛くって。

その船越康弘さんが、若かりし頃に出会った思想、
「食べ物が人生を変える」という食養を世界に広めたのが
桜沢如一氏(1983-1966)です。
生食、食養、マクロビオティクなどを辿って勉強すると
必ず行き着く人が、桜沢氏です。

その後、船越さんが重ね煮を学んだのが、小川法慶氏(1910-1994)です。 
食養料理家の小川氏が考案された重ね煮は
料理以上に、生き方やあり方を示した人だったようです。

彼の口癖は、
「料理とは天地自然の天理を量りて
人の命をと自然をつなぐもの。
食は生命なり命は食にある。」

自然から命そのものをいただくこと、
命あるものから命を頂き
私たちは生かされて生きているという事実。
だから、まず自然の恵みに「ありがとう」 です。

シンプルだけど、奥が深く、そしてその通りだと思います。

その後、船越夫妻は念願のニュージーランドに行かれていましたが、
また日本に帰られて、今はお子さんたちと一緒に精力的に
食を伝えられているようです。
重ね煮に興味のある方は、船越さんのウェッブページを
まず見られたらいいと思います。

重ね煮のすごいところは、
野菜の美味しさ、甘みを引き出すということ。
無水なので1週間の保存が効くということ。
一つの重ね煮ベースから数種類のレシピへとアレンジが可能なこと。
いいでしょ〜。

塩の凄さは料理をしていると理解してきますが、
この重ね煮も、まさしく野菜の陰と陽の重ね方と塩なんです。
あとは、最後に「おいしくなあれ」というビタミン愛のおまじないでしょうか。
重ね煮をするときは、自然と必ずこの呪文を唱えます。

なべと蓋、そして材料と塩さえあればできちゃいますから。
日本の伝統食である重ね煮、
私にとっては忙しい時の重ね煮です。

簡単でおいしいので、どうぞ試してみてください!



重ね煮 そばと野菜のゴマペースト和え
Soba Noodle with Sesame Dressing


材料:
そば、玉ねぎ回し切り 1個、しいたけ千切り 1パック 
人参千切り1〜2本、絹さや 千切り、塩ひとつまみ
ゴマペースト/タヒニとか 大2、 醤油 小3、
梅酢(私はクリアスプリングのを使っています)、または酢 大2、

Ingredients:
1 Pack Soba noodle,
1 Sliced Onion, 1 Pack Sliced Shiitake mushroom,
1 or 2 Sliced carrots, Sliced mongetout, Salt
2 tbspTahini paste, 2tbsp Plum vinegar or vinegar, 3 tsp Soy sauce,

作り方:
①なべに、しいたけ、玉ねぎ、人参、その上に重ね塩をかけ、蓋をする前に
軽く押さえビタミン愛を加える。弱火にかけ野菜が好みの硬さになるまで煮込む。

②そばを茹でる。 

③ゴマペースト、梅酢、醤油を混ぜる。

④絹さやを塩で茹でる。

⑤そばの湯を切り、やわらかくなった野菜とゴマペーストを混ぜ、
その上に絹さやを飾る

How to make it:
①Add the pan in order; shiitake, onion, carrots and lightly press the salt
on top on the pan and cover with a lid. Cook over low heat until vegetables
become soft.

②Boil the soba noodle.

③Mix tahini, plum vinegar and soy sauce.

④Boil the mongetout with salt.

⑤Drain the noodle. Mix the soba, vegetable and
sesame paste. Decorate with mongetout on top.

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